破産者はローンやクレジットカードの審査に通過するのか。審査の甘い会社はあるのか。
破産者のローンやクレジットカード審査について
いつもブログの話が長いので今回こそはコンパクトにまとめるぞ。。。
新型コロナウィルスの企業への影響
破産者は、クレジットカードやローンの審査に通過できるのかという話。
おそらく、
『破産者』『ローン』『クレジットカード』『審査が甘い』『破産者 審査に通過できるか』
などのキーワードで検索している方は多いのではないかと思います。
なぜこの話をするのかというと、5月8日時点で新型コロナウィルスの影響で倒産した会社は128件にものぼるそうです。
おそらく企業が倒産と同時に個人破産している代表取締役などの経営者は少なくないはず。
むしろ負債を抱えずに清算した企業は非常に少ないでしょう。
しかし、個人破産した後もクレジットカードを利用したいという人は多いのではないでしょうか。
では実際のところ、破産者はローンが組めるのでしょうか?
破産者の審査の原則
まず原則論です。先日書いた記事を参考にしてください。
こちらは消費者金融についての記事です。参考までに貼っておきます。
では原則論を踏まえた上でお話していきます。
破産法の目的(債務者の経済生活の再生の機会確保)とローンやクレジットカードの審査通過基準が真逆なので当然、破産者は審査で即落ちの可能性が圧倒的に高いです。
むしろほぼ100%審査落ちです。
破産者がローンやクレジットカードの審査に通過する方法
しかし、破産者がローンやクレジットカードの審査を通過した話もちらほら聞くと思います。
なぜなら、信用情報機関掲載情報は、審査の参考であって、審査を絶対に通過させないというものではないのです。
なので、必須条件がそろえば、審査に通過できることがあります。その最低条件は以下の通りです。
- 破産から約2年以上経過
- 2年以上経過するまで審査しない
- その間携帯電話の割賦払い(分割払いのこと)など支払い遅れなし
- 収入が安定していて、収入証明が提出できる。
- 審査の甘い消費者金融等を選択して審査をする
『1,2』は審査しすぎると『この人お金に困っててやばいんじゃないか』という印象を与えててしまいます。
審査に落ちたという情報は、半年間残ります。2年~3年以下は審査通過は非常にほぼ不可なので審査しないようにしましょう。
特に『3』は、個人契約であれば破産後も持つことが許されている信用情報機関の絡む商品です。
なので、個人契約で分割払いをしている携帯電話は、審査をお願いするうえで、支払い遅れがあることは絶対許されません。
『4』は当然です。お金がなくて(※債務超過等)破産しているので、収入の安定性は必須です。
※債務超過。ざっくりいうと、すべての持金、その他資産を処分しても返済できないマイナス部分です。
『5』は、銀行などは100%審査に通過することができません。審査の甘いカードローン審査などを選択しましょう。
ex)アイフルやアコムやプロミス。もし左記が通過しないなら左記よりもさらにあまり聞かない名前だけど貸金業として正式に登録している会社、またヤフーカードなど。
以上5つをしっかり守っていると審査に通過することがあります。
破産したけどクレジットカードやカードローンを利用したい方は試してみてください。
新型コロナウィルスで倒産、個人破産者がでる件数(人数)ができる限り増えないことを祈ります。
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