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社会人の資格取得試験あるある-隙間時間の勉強方法は効果があるのか?

スキマ時間に勉強する女性

スキマ時間に行う勉強の効果

資格取得予備校では「スキマ時間を使って勉強すると効率よく勉強できる」「スキマ時間を使って復習しましょう」という話がよくでてきます。

こまるblog運営者の心理学・脳科学に基づく個人的な見解として、スキマ時間を使って勉強するのはちょっと疑問があるのでブログ記事にします。

スキマ時間を使って勉強するか否かの参考の一つとして考えていただければと思います。

スキマ時間を使った勉強方法の効果

仕事が忙しい、育児が忙しいなどで勉強時間があまりとれない方は資格予備校が言うように『5分でもいいから』『毎日朝と夕方の通勤時間に10分勉強すれば100時間近くになる』などの話から、勉強されている方もいるのではないかと思います。

この勉強方法は脳科学の観点から良い効果として一理あって、ちょくちょく復習時間に充てられることからエビングハウスの忘却曲線(一定期間ごとに復習しないと忘れる)を参考にした勉強法と似たような方法をとることができます。

参考ブログ記事:
【エビングハウスの忘却曲線とは?】誤解と真実を理解して復習に活かす勉強法 >>

参考ブログ記事に鑑みると、スキマ時間の勉強法は、記憶の忘却を抑え、記憶の定着に役立つ方法として有効です。

スキマ時間を使った勉強方法の悪影響

もちろん弊害となりうることもあります。

スキマ時間に勉強すると心が休まらず、苦痛の中『普段あまり勉強時間がとれないから資格取得のために頑張らなきゃ!!』として、義務感に駆られて勉強すると、心理学の観点から逆効果が発生し、集中力の低下、忘却の促進(≒記憶定着を阻害)することに繋がります。

明らかに自分の処理能力を超えて無理に頑張ることは避けて、スキマ時間の勉強より、勉強時間を創出するために根本的な解決を図る必要があります。

勉強時間をあまりとれない方の根本的な解決方法

以下の場合は、スキマ時間以前に通常の勉強時間を見直す必要があります。

  • 仕事で残業時間が長すぎ
  • 仕事があるときは勉強時間が取れず、休日のみしか勉強時間がまとまって取れない
  • 育児+パート

このように通常の勉強時間が取れない場合は、スキマ時間の勉強は効果がほとんどないといっても過言ではありません。

まず、通常の勉強時間(勉強量)を確保できるようにするところから始める必要があります。

 

1.であれば、残業時間が少なくなる方法を検討する、転職するなどで、資格のレベルに応じて毎日平均的な勉強時間を確保できる方法を模索しましょう。

2.であれば、休日だけの勉強では、記憶の定着は基本的に期待できません。仕事があるときも勉強時間を確保できるように模索しましょう。

3.であれば、配偶者や家族に協力を得るなどして、勉強時間を確保できるようにしましょう。

 

1.2.3.全部むり!!他の方法も無理!!という方は、長期間、勉強時間と仕事の時間、育児の時間を過ごすことになるので、考え方を変化させないとメンタルの問題が生じることがあるので注意が必要です。

まとめ

いっぱい勉強を頑張る女子校生

スキマ時間は心の休憩(目をつぶって何も考えない、音楽を聴くだけなど)に充てることでリラックス効果による記憶力の向上が期待できます

『スキマ時間に勉強しなきゃ!』と考えている方は、勉強量が足りていない方を結構見かけるます。

勉強量を確保できないとそもそも資格取得に必要な知識を得ることが困難です。

言い訳を考える時間があるなら、まず、勉強量を確保できるようにしましょう。

スキマ時間10分✕3回勉強に充てるより、勉強時間を毎日+30分確保することを考えたほうが効率的に効果を発生し、資格取得などの夢の実現に着実に近づけますよ☆彡

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ブログ記事制作時間:2時間11分

文字数:約1595字