勉強時間19時間でFP3級試験合格!使用した過去問とテキスト
FP3級を19時間の勉強で合格できたのはなぜか
FP3級の難易度は低いと言われていますが、勉強範囲は非常に広いため、実質的に簡単とは言えません。
なぜ学科・実技含めて合計19時間という短時間勉強で合格できたかの理由についてお話していきます。
このブログ記事は、短期間で合格できた自慢ではなく、短期間の勉強で合格できた理由の分析結果をお伝えし、どのような勉強方法だったのかをお伝えする記事です。
FP3級(ファイナンシャルプランナー)とは
FPは、相談者の夢や目標を達成するために、ライフスタイルや価値観、経済環境を踏まえながら、家族状況、収入と支出の内容、資産、負債、保険など、あらゆるデータを集めて、現状を分析します。
そして、相談者の立場や、ライフイベントを考慮したうえで、長期的かつ総合的な視点でさまざまなアドバイスや資産設計を行い、併せてその実行を援助します。また、必要に応じて、弁護士や税理士、社会保険労務士、保険・不動産の専門家、銀行・証券会社などの各分野の専門家のネットワークを活かしながらファイナンシャル・プランニングを行います。
参照元:日本FP協会
FP(ファイナンシャルプランナー)が対応する業務範囲は、①家計の管理や老後の生活、②住宅資金、③教育資金、④年金関係、⑤税制、⑥保険、⑦資産運用など、非常に広範囲です。
その中でもFP3級は、仕事に活かすというより、個人の生活に役立ちます。
①~⑦のお金の節約に必要な知識やお金を増やすための考え方、お金の流れに関する知識を養うことができます。
また、それぞれの分野の仕組みについても学ぶことができ、お金に対する考え方がガラッと変わります。
使用したテキスト
使用したテキストはありません。
理由については後に出てくる『なぜ短時間の勉強で合格できたか』でお話します。
使用した過去問
使用した問題集ですが、「これだけ覚えるFP技能士3級一問一答+要点整理」という問題集ですね!
一つ一つの設問を理解するには、一問一答はおすすめです。
コチラの問題集は、各章の最初には要点がまとめられていてわかりやすかったですね。
実技試験対策も用意されています。
え?これだけかって?
勉強に使用した問題集はこれだけです。
この問題集一つしか使っていないのも『なぜ短時間の勉強で合格できたか』で解説します。
学科試験の勉強方法
FP3級の学科試験の勉強方法は、一問一答をマルバツで答えて解説で終わり!
ではありません!!
問題文に絡みそうな部分まで調べて自分が腑に落ちるように勉強します。
例えば問題文が「弁護士でないFPが顧客から相続の相談を受けて具体的なアドバイスをした」であれば、解説は「弁護士でないFPが具体的な法律判断することはできない」となるでしょう。
これだけでは勉強方法としては足りません。
関連性の強弱はあれど、相続が出てきたなら、税理士はどうなのか具体的なアドバイスじゃない場合はどんな問題なのか(一般的な説明をしたなど)関連「するかもしれない」分野まで広げて勉強しました。
わからないものはネット検索しますが、一つの記事では不安なので、複数の記事を調べて整合性を取りました。検索結果として上位表示されている記事が正しいとは限りませんので注意です。
実技の勉強方法
実技試験は圧倒的に問題が少ないです。どの問題集でも少なかったですね。
とすると、実技試験の勉強方法は、問題文や図を正確に理解・解釈できるようにするとともに、文章の理解、専門的な言葉の解釈など徹底的に細かく仕上げることが大事になります。
なぜ短時間の勉強で合格できたか
結果は、学科40/60、80/100で合格でした。
実技試験は徹底的に細かく行ったので高得点になると思っていたので特に何も言うことは無いのですが、学科試験の結果については「あぁ…なるほど」と思いました。
学科試験の勉強16時間と実技試験の勉強3時間、合計19時間で合格理由できたとも直結するのですが、生活で実際体験した部分が多く、体験した部分を深掘りした内容が、FP3級の学科試験の内容だったからです。
資金計画に関連することは、過去の自営業でも家庭生活でも得意としていた部分なので高得点になっています。
リスク管理も実体験してますし、当時必要な部分とそこに関連する部分について自分でも色々調べたことがあります。そして損害保険募集人の資格も持っていました(今は業務を行っていないので失効)
金融資産は、過去に自営業をしていたこともあって、興味のある分野だったので記憶の定着率が良かったのでしょう。
タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の点数が低いのは実体験していない部分が多かったためです。
FP3級試験においては、実体験があるかないかで記憶の定着に影響があることがわかりました。
僕の勉強方法は勉強時間としては少なくて合格していますが、知識がまばらです。
2級など上を目指す方は、じっくり時間をかけて知識を定着させた方がいいと考えます。
まとめ
上記のことから、FP3級においては、実際の生活に関連していることがわかります。
逆の考え方をするなら、FP3級で勉強した内容は、実際の生活にも活かすことができるという実体験を通した証明でもあります。
FP3級は国家技能検定です。
生活に対するお金の考え方で困っている方にはおすすめの勉強内容(知識)です。そして国家資格有資格となれる特典付きです。
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ブログ記事制作時間:1時間49分
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