最適な勉強時間の算出方法(更新)
最適な勉強時間とは??
文章をできる限りわかりやすい説明に変更した(つもり)ので、2019年8月27日分のブログ記事を更新しました。
最適な勉強時間ってなに?
って話ですよね。
これは個人的な定義(定義とは言わないかな?)です。
『心身不調にならずに、心にゆとりをもって計画的に確保できる勉強時間』
と、考えています。
では、どのように計算するのか、計画的に確保できないとどうなるのか、無理をするとどうなるのかなど色々話していきたいと思います。
心に無理なく勉強できる勉強時間を計算するには?
自分の心の負担になりにくい勉強時間は、活動自由時間の35%~60%と言われています。
根拠自体は不明ですが、単純な話。
実活動時間(何もしないでいる用事のない時間)が5時間だとしたら、3時間が勉強時間に充てられるということになります。
80%だと、5時間中,4時間になります。
⇑けっこ~しんどいです。
ということで、計算してみましょう
勉強時間の計算式
例1:高校生)
睡眠時間 ⇒ 7時間
朝食夕食お風呂など身支度合計 ⇒ 3時間
移動時間含む学校 ⇒ 10時間
のんびりできる時間(空き時間) ⇒ 4時間
この4時間が自由に活動できる時間です。
➀ 4時間 ✕ 35% = 1.4時間/日が、無理のない余裕のある勉強時間になります。
➁ 4時間 ✕ 60% = 2.4時間/日が、無理ないぎりぎりの勉強時間になります。
➂ 4時間 ✕ 80% = 3.2時間/日というのは結構きついと思います。くつろげる時間が0.8時間(48分)しかありません。
例2:独身社会人)
睡眠時間 ⇒ 7時間
朝食夕食お風呂など身支度合計 ⇒ 2時間
移動時間含む仕事 ⇒ 11時間(9時間拘束残業なし、移動時間片道1時間)
のんびりできる時間(空き時間) ⇒ 4時間
この4時間が自由に活動できる時間です。高校生の例と同じになります。
➀ 4時間 ✕ 35% = 1.4時間/日が、無理のない余裕のある勉強時間になります。
➁ 4時間 ✕ 60% = 2.4時間/日が、無理ないぎりぎりの勉強時間になります。
➂ 4時間 ✕ 80% = 3.2時間/日というのは結構きついと思います。くつろげる時間が0.8時間(48分)しかありません。
社会人でくつろぎ時間48分しかないのは過度にストレスがたまると思います。
平日は家で2時間、勉強内容によっては休日に6時間勉強時間を確保するなど調整をが必要になるかもしれません。
例3:配偶者あり子供ありの社会人)
睡眠時間 ⇒ 6時間
朝食夕食お風呂など身支度・育児合計 ⇒ 4時間
移動時間含む仕事 ⇒ 11時間(9時間拘束残業なし、移動時間片道1時間)
のんびりできる時間(空き時間) ⇒ 3時間
おそらく睡眠時間を減らし、テキパキこなしても3時間が自由に活動できる時間になりそうです。
➀ 3時間 ✕ 35% = 1.05時間/日が、無理のない余裕のある勉強時間になります。
➁ 3時間 ✕ 60% = 1.8時間/日が、無理ないぎりぎりの勉強時間になります。
➂ 3時間 ✕ 80% = 2.4時間/日というのは結構きついと思います。くつろげる時間が0.6時間(36分しかありません。
育児が入ると、勉強時間は計画的に取得することが困難です。無理に行えば心身不調の原因となります。
➀番で家では1時間,職場の昼休憩に30分を取るほか、休日の勉強時間確保などお子さんがいる場合の勉強時間の計画的な確保は、配偶者の協力が絶対必要となります。
勉強は無理すると逆効果
勉強は無理をすると心身不調を引き起こし、勉強どころか日常生活に支障をきたしてしまい、とんでもない大変なことになります。
活動時間の35%~60%に計画的で最適な勉強時間を留めて、かつ、上記勉強時間の計算式に『スキマ時間の勉強』を入れていないのは、勉強から離れる時間も必要だからです。
勉強が好きという人でも知らず知らずストレスが溜まります。
何もしないということも大事なのです。
勉強は無理なく継続することが大事
勉強は計画的な時間に進めるのが理想です。しかし、理想通りにいかないのがまた現実。
どこかで勉強時間の調整は可能なのか。あえて調整せず無理をしない勇気と覚悟も時には必要です。
さらには、週一回一切勉強しない日を作るなど、とにかく心身をいたわりながら行うことが大切です。
先ほど申し上げた通り、心身不調になってしまっては収拾がつかなくなり、家庭崩壊になることもあります。
心にできる限りゆとりのある勉強をしていってください。
心と体は大切に☆彡